アトリエ便り 2020年

2020年3月13日 弥生きたる

 3月を迎えました。
更新がとても遅れてしまったので、今月はパス!
なんて勝手に決めていたところ、「絶対に何が何でも書かなくては」という大感激がありました。

 それは昨年9月に宮崎を訪ね、陶芸家佐藤浩先生のところでおっかなビックリ触らせて頂いた土から、誕生した器たちがやってきたのです。
釉薬をかけ、火の神様の洗礼をうけ
(★ここはもちろん師匠のお仕事でございます m(__)m )
窯の中から誕生した器たちがやってきたということなのです。
 でもそんな芸術をプロの人たちは、どんな風に表現するのでしょうか。
「生まれた」とか「やってきた」或いは「降ってきた」「巡りあった」??
 なかには割れてしまうなど、不具合もあるようですが、かつては土であったものが形になり、生活をともにする事ができるなんて。
本当になんと表現したらいいのか。

 茶碗、湯呑、花瓶、師匠の作品である白磁の茶碗とマグカップ。
そして、窯から取り出したとき一部損傷したものを見事に修復してくださったオブジェ。
それらを並べて日がな一日幸せな気持ちに浸りました。
カップでコーヒーを頂き、夕餉にはご飯茶碗にご飯をよそりながら「潮人からの贈り物に感謝致します」と思わず言葉に出てしまいました。
花瓶は、まるでずっと昔からリビングにあったみたい!

 潮人、佐藤浩先生との出会いから器の制作へと、本当に人生の巡り合わせは不思議です。
ご縁の一言だけではかたずけられないような・・・。
目の前にある器たちを眺めながら、今そんな気持ちでいっぱいです。

 一部をご紹介します。
白い茶碗は先生の作品です。

2020年2月2日 「立春大吉!」

 2/3節分の翌日、2/4は「立春」。
暦の上では春の到来です。
1年で一番夜が長い「冬至」から夜と昼の時間が同じとされる「春分」。
この冬至と春分の中間点にあるのが立春ですから、東洋的な考え方による春のスタート地点としては

正にこの日!
というところでしょう。

 冬の眠りから、万物がゆっくりと目を覚ます早春は、風の香りがかぐわしく愛らしい梅の姿にうっとり。
外カフェのお店でブランケットを借りて、一足早い春にシャンパンで「乾杯」も素敵。
はたまた、瀬戸内の海でも眺めながら、のんびり・ぼんやりプランも悪くないし・・・と春の夢がふくらみます。

 でも、まだまだ北風が吹き荒れる日や小雪がちらつく日があって、心模様とは裏腹の厳冬期。
私はこのギャップが大好きで、1年の中でもこのシーズンが一番神秘的ではないかなぁと思っています。
氷の下で、落花した真っ赤な椿がなおも鮮やかな姿を見せている小路。
早春の光に輝く氷と椿のコントラストの激しさに、まばゆいまでの春の神秘を感じてしまいます。

 

2020年1月2日 2020年元日

  •  あらたまの新しい年のお慶びを申し上げます。
    年が改まりました。
    大晦日から新年に改まる時ばかりは「一日前の事」と「一日後の事」という、昨日と今日の関係ではなくなる特別な期間です。
    心身の浄化強化月間ともいえるこの期間は神妙な面持ちで神仏を詣で、縁起にまつわる行事を行い、いつもと違う時空の中で新しい年への気持ちを羽ばたかせ、ウオーミングアップする。
     そんな感じで心は思い切り健康的。
    でも、寝不足で食べ過ぎ飲み過ぎ(はしゃぎ過ぎは良いとしても)と、体にとっては一年の中で最もNGな期間でもありそうです。
    しかし、楽しいですよね。
    仲間どうしで集まって、おせちを囲みながら他愛のないことを話したり、今年はこんな風でありたいなぁなどと語りあう。
     私の2020年は、また仲間と共に始まりました。
    元日から日付が変わり、お客様を送り出し、外にでた時の外気がキリリと気持ち良く・・・。
    こんな時です、私がいつもお正月の実感がわいてくるのは。
    帰途についていく人たちの背中を見ながら「みんなに良い事があるといいなぁ」と、しみじみ思ってしまうのです。
     本日は、2020年1月2日。
    昨年のうちに新年更新用のご挨拶を準備しては? とも思いましたが、今年はお正月の実感が心から湧きあがってきたタイミングに致しました。
    皆さまにとって本年がご多幸な年でありますように。
  • お正月に向けて去年から菊を育てていました。
    元日、この日ちょうど満開!